遅咲きトップスイマーまとめ

オリンピックや世界選手権で日本代表に選ばれるようなトップスイマーは、小さな頃からすでに注目されていたようなイメージがありますが、実はそのような人ばかりではないようです。しかも、かなりの割合で小さな頃は無名だったという選手がいます。

そこで、遅咲きトップスイマーの情報をまとめてみました。記録が伸びず、将来を心配している方は、これを励みにしてください。

 

 

中村克

日本の自由形短距離のエースとして定着した中村選手。リオデジャネイロオリンピックでもフリーリレーのメンバーとして代表に選ばれました。まだ22歳と若手ではありましが、水泳に関しては異例の経歴の持ち主です。

水泳の選手コースに入ったのは何と中学1年から。水泳は得意で好きではあったようなのですが、それは学校の水泳授業レベルでの話のようです。やはり中学1年という年齢もあり、選手コースへの途中加入は全て断られ、当時住んでいた地元の後楽園調布のコーチがようやく拾ってくれたそうです。中学2年で東京都足立区に引っ越し、マリン舎人に移籍します。ここから急成長し、中2の春にあっという間にJO出場を果たしました。中3では全中で400mリレーで2位、高2でインターハイ優勝と快進撃を続け、現在に至ります。

中村選手の場合、もともと才能があったと思われますが、逆に他の子と同じように小学校低学年から選手コースに入っていたら、他の子に埋もれてしまったり、途中で辞めてしまっていたかもしれません。超遅咲きではありますが、これがよかったようですね。

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小関也朱篤

平泳ぎで日本のエースとなった小関選手。200m平泳ぎでは世界記録を狙えるところまで急成長しています。

小関選手も中学まではJOや全中を含め、全国大会には全く出場できない無名の選手でした。身長188cmと現在は大柄な体格ですが、中学入学時は152cmとむしろ小柄だったようです。そこから中学3年間で30cmも成長したとのこと。しかしこの時点でも水泳では無名でしたが、高校生で平泳ぎに転向してから才能が開花し始めました。

平泳ぎに転向せず、自由形にこだわっていたら無名の選手で終わっていたかもしれません。

http://yamanotedo.xyz/yasuhiro-koseki/

渡辺一平

小学2年生で水泳を始め、3年生で地元大分県大会で優勝するなどしていたようです。しかし、実力は決して全国レベルではありませんでした。

JO初出場は5年生夏に10歳以下50m平泳ぎで果たしていますが、順位は95位。それ以降は出場もはたせず、次のJO出場は中学2年生の時でした。身長193cmと長身の選手ですが、中高で35cmも身長が伸びたそうで、やはりこの時期に大きく伸びたようです。

男子の記録は身体の成長に比例すると言いますが、その典型のようです。

http://yamanotedo.xyz/ippei-watanabe/

入江陵介

長年背泳ぎの第一人者として活躍し、日本代表のキャプテン的存在でもある入江選手。世界一美しいフォームとしても有名です。

こんな入江選手も小学生時代は全く注目されていない選手でした。小学校2年生の時にイトマンスイミングスクールに移籍しますが、当時バタフライで注目されていたお兄さんが移籍したためで、そのついでにという感じだったようです。移籍後も常に選手コースの最後尾を泳いでいたとのことでした。本格的に背泳ぎに取り組んだのは中学から。そして急成長を遂げたようです。

お兄さんもバタフライのトップスイマーとして活躍されたようですが、典型的な逆転ストーリーです。背泳ぎに転向したのが転機になったように、小学生の時のタイムで一喜一憂するより、きっかけを作ってあげるのが大事なのかもしれません。

http://www.asahi.com/edu/student/tensai/TKY200909070143.html

金子雅紀

背泳ぎで入江選手とともにオリンピック代表入りを果たした金子選手。特徴は何といってもバサロキック。その技術は日本一と言われています。

水泳一家に生まれ、0歳からベビースイミングを初めていたものの、中学生までは全く無名の選手でした。中学2年の時、コーチの勧めでクラブを移籍。これがきっかけで金子選手の成長が始まったそうです。中学3年でJO出場を果たすますが、とても決勝に残れるような成績ではありませんでした。注目を浴びたのは高校3年の時。当時世界記録を連発していた高速水着を初めて着用して臨んだレースで、200m背泳ぎでいきなり自己ベストを9秒更新しました。今は代名詞となっているバサロも、大学に入ってからバサロが得意だった先輩にアドバイスをもらったもがきっかけで、高校までは苦手だったそうです。

金子選手の場合も、移籍・水着・先輩のアドバイスの3つが転機となり、大きく飛躍したようです。

http://www.yuras.co.jp/sp/index.html

藤森太将

200m個人メドレーでオリンピック代表の切符をつかんだ藤森選手。父の善弘さんも日体大ヘッドコーチやオリンピック強化コーチなどを務め、弟の丈晴選手もオリンピック代表にはなれなかったものの、日本代表経験もあるトップスイマーです。

このように水泳一家のサラブレッドのように思われがちですが、意外にも本格的に選手の道を志したのは中学3年の時だそうです。実際、JOに初出場したのは中学2年の春。その後高校3年まではそれほど目立った成績は収めていないようです。父の指導する日体大に入り、徐々に結果を残すようになっっていきます。

藤森選手の場合、何かきっかけがあって急成長したわけではなく、地道な努力が実を結んだ結果とも言えます。もちろん水泳一家に生まれたという家庭環境もあるとは思いますが、中学生までトップスイマーではなくてもオリンピック代表になれるというお手本として励みになるのではないでしょうか?

 

 

http://www.townnews.co.jp/0102/i/2016/06/02/334530.html

鈴木聡美

ロンドンオリンピックで3つのメダルを獲得した鈴木選手。日本の平泳ぎを背負っている存在で、リオデジャネイロオリンピック代表も見事決めています。

鈴木選手は決して遅い選手だった訳ではありませんが、トップスイマーという訳でもなかったようです。中学2年で初めてJO優勝を果たしていますが、その後年齢区分が上がってからは平凡な記録に終わっています。ブレイクしたのは山梨学院大学に入ってから。当初は東京の大学に進学するつもりで、その大学の練習に参加し、ついでに立ち寄ったのが山梨学院大学でした。その頃は決して強豪校ではありませんでしたが、練習内容や練習環境に感銘し、進学を決定したそうです。

予定通り東京の大学に進学していたら、今の鈴木選手はなかったかもしれません。

http://www.ygu.ac.jp/sports/award2010/part3.html

持田早智

高校2年生でオリンピック出場を決めた持田選手。同じルネサンスグループという事で一学年違いながら池江璃花子選手と仲良しだそうです。池江選手と並び、東京オリンピック世代としても期待されている若手選手の代表でもあります。

この世代は小さな頃から注目される選手ばかりだと思われがちですが、持田選手は意外に遅咲きです。小学校3年生までは選手コースではなく、いわゆるスクールで週2回の練習だったようです。
両親の転勤で大阪から千葉で引っ越し、現在も所属するルネサンス幕張に入ります。ここでようやく育成コースに入り、大会にも出場するようになりますが、千葉県内でも下から数えた方が速いというレベルだったようです。JOに出場できたのは小学校6年生からで、決してスーパー小学生ではなかったようです。

女子のトップスイマーは小さな頃から頭角を現しているように思われがちですが、持田選手の経歴を見るとそうでもないようです。4年生や5年生でJOに出場できなくても気にする必要はないようですね。

http://www.s-re.jp/jr/jr_school/kids/kids01.html

青木智美

女子フリーリレーでリオデジャネイロオリンピック代表の座を勝ち取った青木選手。美人スイマーとして人気急上昇で、巷では綾瀬はるか似とか壇蜜似とか騒がれています。

青木選手の世代は黄金世代と言われ、萩野公介選手や瀬戸大也選手が早くから注目されていました。この同世代でありながら、青木選手は中学までは全く目立たない存在だったようです。中学1年でようやくJO初出場を果たすものの、中学時代は目立った成績は残せていませんでした。その後、高校大学と徐々に実力をつけ、日本代表を勝ち取った苦労人です。

小学生時代に活躍できなくてもオリンピック選手になれるというお手本になる選手ですね。

http://www.townnews.co.jp/0401/i/2015/07/24/293223.html

松本弥生

2大会連続でのオリンピック代表を決めた松本選手。女子選手ではベテラン選手の1人です。

そんな松本選手も遅咲きスイマーの1人。中学時代は何とバスケットボール部に所属していたそうです。小さな頃から水泳は習っていたようですが、中学時代はバスケットボールが楽しくなってしまい、月に1回~2回しか練習に行かなくなってしまったようです。しかし、当時のコーチが才能を見込んでいて「週2回でいいから練習に来い。絶対に辞めるな。」と励まし続けていたとのことです。中学3年の時に静岡県代表で国体に出場し、これをきっかけに本気で水泳に取り組み始めました。

練習もしていないのに国体選手に選ばれるくらいですから元々才能はあったのでしょうが、逆にバスケットボールに熱中したことで手首の使い方などが養われたのかもしれません。
水泳一筋の幼少期を過ごしていたら、現在の松本選手もなかったかもしれませんね。

http://blog.livedoor.jp/kirari346/archives/4087320.html

 

 

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