選手コースに入ると多くのお子さんは練習ノートを書いているようです。しかし、練習ノートの書き方ってなかなか検索しても出てきません。特に練習メニューなどをどのように書いたらいいか困っている方の多いのではないでしょうか?そこで雑誌などを参考に代表的な書き方をまとめてみました。

 

一般的な書き方

練習ノートの書き方_一般的な書き方

こちらが最も一般的な練習ノートの書き方です。スイミング・マガジンなどの雑誌でもこのように書かれていますし、どこに行っても通用する書き方のようです。

①練習項目

アップ・キック・プル・スイム・ダウンいうような練習項目を記載します。

  • W-up :ウォーミングアップ
  • Swim :スイム
  • Kick :キック
  • Pull: プル
  • Drill: ドリル
  • Loosen :流す
  • Down :クールダウン

②距離 x 本数

その練習項目の距離と本数を記載します。ここを揃えて書くように心掛けると、きれいに書きやすくなる上、合計距離の計算もしやすくなります。

③サイクル

その練習項目が何秒サイクルだったのかを記載します。分は「’」秒は「”」の記号を使います。小さいお子さんでも覚えておいて損はありません。サイクルがない場合には空欄でOKです。

④泳法・スタイル

その練習項目の泳法やスタイル、その順番などを記載します。

  • Fr :自由形(クロール/CrでもOK)
  • Bu :バタフライ(FlyでもOK)
  • Ba: 背泳ぎ
  • Br :平泳ぎ
  • IM :個人メドレー
  • S1: スタイル1(一番得意な泳法)
  • Choice :好きな泳法
  • IM Order :個人メドレーの順番で
  • IM Reverce: 個人メドレーの逆の順番で
  • IM Slide :個人メドレースライド(1本目:バタフライから、2本目:背泳ぎからなど)
  • SKPS :スキップス(スイム→キック→プル→スイム)

⑤内容備考など

その他の補足情報を記載します。
パドルやフィン、シュノーケルを使った場合、イージーやハードを交互に行った場合などここに記載します。

  • Paddle :パドル
  • Fin :フィン
  • Easy :イージー(ゆっくり)
  • Hard :ハード(全力)
  • Des :ディセンディング(だんだんペースを上げていく)
  • Dive :飛び込み

⑥合計距離

練習で泳いだ合計距離を記載します。②を足し算した距離になりますので、②を揃えて書くように心掛けると計算しやすくなります。あまり完璧な計算をしすぎないようにするのがポイントです。特に小学校低学年などでは、忘れて抜け落ちてしまっている練習メニューなどもあり、距離が合わない場合などもあります。あくまで練習した距離を意識する習慣としての位置づけで問題ありません。

⑦感想・反省点

その日の練習でよかった点やダメだった点、コーチに注意された点などを記載します。書くことで思い出したり整理できたりしますので、同じことを繰り返さないためにも重要です。細かな練習メニューは思い出せなくても、ここはしっかり記載すると上達も早くなります。

カタカナを使った書き方

練習ノートの書き方_カタカナを使った書き方

小さなお子様の場合、まだアルファベットは習っていない年齢という場合もあります。また、綴りなどが覚えられず、それで書くのに時間が掛かってしまうこともあります。
練習ノートは毎日付けることに意味がありますので、そのためにはストレスなく短時間で書き終える必要がありますので、無理にアルファベットで表現する必要はありません。
このような場合にはカタカナで表記する方法もあります。
同じ練習メニューでも、カタカナで書くと上記のようになります。

さらに省略した書き方

練習ノートの書き方_さらに省略した書き方

練習ノートを書くのに時間をかけてしまうと、書くことが嫌いになってしまいます。そのため、もっと簡素にするとおこのような形になります。
まず、①の練習項目は、小さなお子様ではわからない場合もあります。特にドリル練習などは、どこまでがドリルでどこからがプルやキックなのか迷ってしまう場合もあります。
ですので、この書き方では

距離x本数・サイクル・内容

といったようにシンプルにしています。内容は書き方に迷ってしまう場合もありますが、なるべく短くシンプルにするように工夫してみましょう。

練習ノートを付ける必要性

練習ノートを付けている子と付けていない子では、明らかに上達速度に違いがあるように思われます。
練習ノートを付けているから速くなるのか?それともやる気があるから練習ノートを付けているのか?定かではありませんが、速い子が練習ノートを付けている確率は高いようです。
小学生では、どのクラブでも女の子の方が上達が早い傾向がありますが、やはり女の子の方が練習ノートを付けている確率が高く、関連性が高いと思われます。
ただし、本人が書く気がないのに無理やり書かせるのも逆効果です。また、あまりに丁寧に書こうとしたり、完璧を求めすぎたりして時間が掛かってしまうのも同様です。
人に見せるものではありませんので、自分が分かればいいものと位置付けて、短期間で書ける内容にするようにしてみてください。
目安としては5分以内で書き終えられる内容がベストです。

それと、練習ノートを書けないと困ってしまうのが合宿です。ほとんどのクラブでは、合宿中練習ノートを提出させられます。練習ノートを書き終えないと居残りになってしまう場合もあります。全く練習ノートを書いたことがない場合、どのように書けばいいのか分からずに手が止まってしまい、全く進まなくなってしまいます。ですので、日々の練習ノートの書き方や、そもそも毎日書くかどうかは人それぞれでもかまいませんが、始めて合宿に参加する場合、事前に練習ノートを書く練習は行っておいた方がいいでしょう。

 

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