移籍前に考えておきたい移籍先との違い

我が子も1度クラブの移籍を経験しました。
クラブが変わればいろいろと環境が変わるのが当然ですので、覚悟はしていたのですが、想定していた以上に違う点がありました。
幸い順応してきて前向きな移籍にはなりましたが、人によっては「こんなはずではなかったのに」というふうになってしまうかもしれません。
移籍して初めて感じた移籍前と移籍後のクラブの違いについてメモします。

 

 

方針の違い

小学生クラスの場合、大きく分けて2つの方針のクラブがあるようです。

  • 泳ぎ込ませて鍛え上げるクラブ
  • 将来を見据えて正しいフォームを身に着けさせるクラブ

前者の場合、練習中はピリピリ張りつめている雰囲気、後者は楽しそうで練習中に笑い声が聞こえる場合もあります。
この方針によって雰囲気はかなり異なります。

練習メニューの違い

クラブが変われば練習メニューも違うのは当然ですが、上記のようなクラブの方針によって驚くほど異なります。

 

まず、泳ぎ込ませるタイプのクラブでは、短いサイクルの練習や本数・セット数の多い練習が中心になります。
この場合、サイクルアウトすることは重罪で、これが練習についていけるかどうかの基準にもなります。
サイクルアウトするとレーンチェンジさせられたり、練習を切り上げさせらりたりします。

 

フォーム中心の場合、あまり距離は泳がない分、ドリルを中心とした複雑な練習メニューになります。
この場合、間違えて人と違ったことをしてしまう子もよく見かけます。また、苦手な泳法や分野がある場合、それがはっきり表れます。弱点が明確になる分、全くついていけないメニューがあったりします。

クラス編成の違い

クラス編成の方法もクラブによって異なります。大きく分けると

  • 年齢によってクラス分け
  • タイムによってクラス分け

の2つに分かれます。

タイムによってクラス分けする場合、50m自由形を基準にする場合や200m個人メドレーを基準にする場合などさまざまです。
また、クラス編成を見直すタイミングも異なります。
1年や半年に1回にしか見直しを行わないクラブもあったり、基準タイムを突破したら即上のクラスに上がれる場合などもあります。

移籍先に友達やライバルがいたとしても、同じクラスで練習できないこともあるかもしれません。

用語の違い

用語やその使い方もクラブによって意外に違うものです。

  • 「サイクル」と「サークル」
  • 「サイクルアウト」と「サークルオーバー」
  • 「手合わせ」と「キャッチアップ」

のように、同じ意味の言葉でも言い方がことなります。
また、練習メニューの言い方も、本数とセット数の順序が逆で混乱することもあります。
メニューの表記のしかたもかなり異なりますので、メニュー表を見ただけでは最初は意味が分からない場合があります。
ちょっとしたことではありますが、最初は戸惑ってしまう場合もあります。

人数・レーン数の違い

クラブによってクラスの人数が違うのは当然ですが、重要なのは練習に確保できるレーン数とのバランスです。
30人以上いるクラスでも、全面を確保できればそれほど込み合いませんが、2レーンしかなければ1レーン15人以上で練習することになってしまいます。
大勢で競い合うことが向いている子もいますが、あまり込み合っていると前が詰まってしまったり、しっかり最後までタッチできなくなってしまう場合もあります。

練習時間帯の違い

練習時間も小学生にとっては大きなポイントです。
6時前後に始まって7時台に終わるというのがほとんどですが、9時を過ぎてしまう場合もあります。
車で通う場合、練習時間帯前後は渋滞してしまい、予想以上にかかってしまうこともあります。
これらの事情によっては、宿題を練習前に済ませるか、練習後にするかが変わってしまいます。
小学生にとって、これは大きな生活リズムの変化になってしまいますので、よく確認して検討することが重要です。

出場できる試合

クラブによって出場する試合の方針が大きくことなります。
多くのクラブでは、小学校低学年クラスは未公認大会を中心に出場し、上のクラスになるに従って大きな大会に出場するようになっていきます。
しかし、クラブによっては公認大会にしか出場しない方針のところもあります。
そのため、入賞できそうだった未公認大会に参加できなくなったり、公認大会の標準記録に届いていないため、出場できる試合数が減ってしまう場合もあります。
前年度の速報などを確認し、移籍を考えているクラブがどんな大会に出場しているのか確認しておいた方がいいでしょう。

クラブジャージなどの注文時期

試合で使うクラブジャージや水着、シリコンキャップなどは、ほとんどのクラブでは在庫がありません。
定期的に注文を取りまとめて発注するようなかたちをとっています。
そのため、移籍してから最大半年くらいクラブのジャージやシリコンキャップを揃えられない時期が発生します。
小学生にとって、お揃いのクラブジャージがないということは意外に大きなポイントで、試合の時などもまだチームの一員になれていないような気持になってしまいます。
このことが試合の結果に表れてしまうこともあります。

駐車場事情

車で送迎する場合、駐車場事情も考慮しておきたいものです。
十分な駐車場が確保できているクラブもありますが、ほとんどの場合、あまり広くなく早い者勝ちという状況です。
駐車場がない場合も多く、近くの有料駐車場を使うしかない場合もかなりあります。
その場合、1ヶ月に換算するとかなりの費用になってしまいます。
送迎だけする場合でも、駐停車禁止になっている場合も少なくありません。
近隣とトラブルになっている場合もあり、全面的に車も利用を禁止している場合もあります。

 

 

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