ストリームライン改善プログラム

小学生だからと言って泳ぐたびに自己ベストを更新する訳ではありません。半年以上停滞してしまうことはよくあります。
しかし、その停滞してしまった際には選手も親も悩むものです。
体力や筋力もアップしているはずなのに、なぜかタイムだけは伸び悩んでいて、何をやっても結果に反映されず、苦しんでいる方も多いと思います。
そんな時に見落とされがちなのがストリームライン。つまり「抵抗を減らす」というポイントです。

抵抗を減らすことの重要性

抵抗の少ない泳ぎで有名なのが北島康介選手です。
北島選手の場合、平井コーチと徹底的にビデオ分析をしながらミリ単位で抵抗の少ないフォームを追及したことで有名です。
北島選手はストローク回数の少ない伸びのあるフォームが特徴ですが、特に着目するべきなのが小さなキックです。
推進力と抵抗のバランスを追及した結果、ひきつけを少なくし、その分鋭くキックするスタイルにたどり着きました。

世界一美しいフォームとして有名な入江陵介選手も同様です。
肩のローリング技術は世界一と言われますが、これも抵抗を少なくするための技術でもあります。
このように、タイムを向上させるためには推進力を増すための練習やトレーニングだけでなく、いかに抵抗を減らして泳ぐかという視点も重要です。

奥が深いストリームライン

水泳を習う際、最初に習うのがけのびです。
選手コースになるとストリームラインという言葉に置き換えられ、初歩的な動作だと思われがちです。
肘を伸ばして耳の後ろに組めればOKと思っている方も多いのではないでしょうか?
最近注目されているのが、背骨の形やお腹の位置です。
通常、最も水の抵抗が少ない姿勢と言われれば、このけのびの姿勢を取ります。
しかし、ある実験結果があります。
次の3つの姿勢で壁をキックしてどこまで進めるかを計測しました。

  1. 腕を側面に付けた気を付けの姿勢
  2. 腕を頭の上でまっすぐ組んだけのびの姿勢
  3. 腕を肩幅でまっすぐ上に伸ばした姿勢

当然2が最も進むと思われがちですが、結果はこのようになりました。

  1. 5m
  2. 7m
  3. 10m

これは、けのびの姿勢が無理に手を組もうとするために背中が反ってししまい、逆にお腹が出て、それが抵抗を増やしてしまっているためです。
このように、単に腕をまっすぐ伸ばして組むだけでなく、背骨の形状やお腹の位置、お尻やひざの位置などを意識するだけで水の抵抗は圧倒的に小さくなります。
筋力はアップして推進力は増しているはずなのにタイムは伸びないという方は、この点を再確認してみてください。

ストリームライン=けのびではない

ストリームラインとは、水中姿勢のことであってけのびだけの事を指す訳ではありません。
ですので、ストリームラインを見直すことは、スタートやターン直後だけでなく、全ての泳法に通じます。
例えば、クロールでも正しいストリームラインが出来ていなければローリングも不足してしまいますし、無理にローリングしようとすれば抵抗が増えてしまいます。
バタフライでも、腰だけでなくお腹の位置やそのタイミングを意識しなければ正しいうねりが生まれません。
ストリームラインは全ての泳ぎや動作に大きく関わっています。

正しいストリーンラインとその理論を学べるDVD

このようにストリームラインに着目して詳しく解説されているのがこちらのDVDです。
最新のストリームライン理論が詳しく解説されている上、改善するための意識のポイントからトレーニング方法まで詳しく紹介されています。
書店やDVDショップでは購入できない商品ですので、是非おすすめです。

 

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